オンキヨーは2012年1月4日、2011年12月30日に一部で報道があった量販店向けのパソコン販売の撤退について、「一時的に休止」するという方針を公表した。Web直販と企業向け販売は今後も継続する。

 ここ数年でノートパソコンの値段が大幅に下がるなど、他社との価格競争が激化していることから、量販店向け販売の見直しに踏み切った。今後は、量販店では店頭在庫が切れるまで販売を続ける。店頭販売は2月ごろまでに終了となる見通し。再開する時期については、今のところ未定だ。

 今後はWebページ上の個人ユーザー向けの直販と企業向け販売を継続する。市場の拡大が期待できるWindowsやAndroidを搭載したタブレット型パソコンを中心に新製品を投入していく。

 同社は2008年にソーテックを合併し、2009年から「ONKYO」ブランドのパソコン販売を本格展開していた。