面白法人カヤックは2011年12月28日、インターネット電話アプリ「Reengo」の機能を他のアプリに組み込むための開発キット「Reengo SDK~VoIP Engine for Your App」(Reengo SDK)の提供を開始した。ReengoはFacebookアカウントを使って無料通話を実現するスマートフォン向けアプリ。iOS版を2011年5月、Android版を6月にリリースした(関連記事:カヤックが電話アプリ「Reengo」を提供、Facebookの「友達」と通話Facebookと連携する電話アプリ「Reengo」、カヤックがAndroid版を公開)。同社によると、現在約18万人の利用者がいるという。

 Reengo SDKは、Reengoの機能を他のアプリに組み込むためのAPIセットである。アプリ開発者はこのSDKを使うことで、iOSおよびAndroid向けのアプリに無料通話機能を付加することができる。対応OSはiOS 4.0以降とAndroid 2.1以降。Reengo SDKを利用する際には、利用想定ユーザー数などに応じて、初期導入費用と月額費用が発生する。金額は個別見積もりとなる。

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