ブロードネットマックスは2011年12月27日、デジタル放送の受信に特化した放送用光受信機(V-ONU)の「BNX1035シリーズ」を同日にコミュニティネットワークセンター(CNCI)に初出荷したと発表した。

 同シリーズは、FTTHエリア内のケーブルテレビ加入者宅に設置される放送用光受信機である。ケーブルテレビ帯(70M~770MHz)のVHF・UHF 信号に加えて、BS・CS帯(950M~2602MHz)のIF信号の受信も可能。デジタル信号の受信に特化することで、低い光入力レベル(-14~-6dBmの範囲)での運用が可能となり、FTTHネットワークにおいて光信号の分岐数を従来の32から最大で256まで増やすことができる。分岐数の増加はエリア内に敷設される光ファイバーやケーブルテレビのセンター内に設置される光アンプの低減に寄与する。

[発表資料(PDF)へ]