NTT東日本は2011年12月22日、家庭内の消費電力量などを可視化するサービス「フレッツ・ミルエネ」を、2012年1月下旬よりフレッツ光ユーザー向けに提供予定であると発表した。初期登録費用が2100円で、月額利用料金は210円である。またこれとは別に、フレッツ・ミルエネ対応機器(無線親機と分電盤計測器)のレンタル料金として月額210円が必要となる。個々の家電製品の消費電力を計測するための電源タップ型計測器も4200円で販売する。

 フレッツ・ミルエネ対応機器を使うことで、家庭全体の消費電力量や家電個別の消費電力量を推計・計測し、「光iフレーム」やパソコン、スマートフォンなどのブラウザに表示する。また、電力会社(北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力)が提供する電力供給情報を、「使用量」「供給能力」「使用率」で数値表示する。省電力に役立つアドバイスの表示、月ごとの使用電力量目標の設定と進捗度合いの表示などの機能を備えている。

 フレッツ・ミルエネ対応機器の取り付けは、トライアルユーザーの85%がユーザー自身で実施しており、新築物件だけでなく既築物件でも手軽に設置できるという。

 なおNTT東日本は、このサービスに関する活用業務の実施について、2011年12月21日に総務大臣に届け出を行った。

[発表資料へ]