フィンランドのNokiaは現地時間2011年12月21日、ユーザーインタフェースを強化した最新モバイルプラットフォーム「Nokia Belle」のリリースについて明らかにした。同プラットフォームを搭載した一部既存モデルはすでに工場出荷を開始している。

 Nokia Belleはこれまで「Symbian Belle」と呼ばれていたものだが、本アップデート以降は「Symbian」の名称は使わなくなる。

 Nokia Belleをプリインストールしたスマートフォン「Nokia N8」「Nokia C7」「Nokia C6-01」はまず中国で発売し、その後世界に拡大する。ユーザーが使用しているNokia N8、Nokia C7、Nokia C6-01や、「Nokia E7」「Nokia E6」「Nokia X7」「Nokia Oro」に対しては、2012年2月より無線アップデートを実施する。

 Nokia Belleは、設定可能なホームスクリーンを3つから6つに増やした。ホームスクリーンのウィジェットも機能強化し、例えば電子メールウィジェットでは表示する情報量を増やしてより簡単に電子メールの内容が分かるようにした。

 なおNokiaは2011年10月に、Symbian関連のソフトウエア開発とサポートサービスを米Accentureに委託する手続きを完了している(関連記事:NokiaとAccenture、Symbianアウトソース契約の手続きを完了)。

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