NTT東日本は2011年12月21日、チェーン店舗や商店街店舗、公共施設などでフレッツ光ネクストを契約しているユーザーを対象に、公衆無線LANアクセスポイントを提供するサービス「光ステーション」を12月22日から提供すると発表した。ユーザーは店舗や施設の来訪者に対して「フレッツ・スポット」によるインターネット利用環境を提供したり、店舗のオリジナルコンテンツを配信したりできる。無線LANアクセスポイントの構築に必要となる無線LANルーターは、レンタル料無料(1台目のみ、2台目以降は1台当たり月額525円)で提供する。

 光ステーションでは、公衆無線LAN接続環境である「フレッツ・スポット」接続機能、店舗情報やオリジナルクーポンなどのコンテンツ配信機能である「フレッツ・ポータル」接続機能、来訪者に1回最大10分、1日2回まで無料で公衆無線LANサービスを提供する「お試しWi-Fi インターネット機能」、災害などの緊急時に無線LANインターネット接続環境をフレッツ・スポット契約者以外にも開放する「災害時等のWi-Fi インターネット開放」といった機能を提供する。

 NTT東日本にとっては、フレッツ・スポットの利用可能エリアを拡大することによる契約者の利便性向上やフレッツ光の魅力度向上、チェーン店/商店街店舗/公共施設などのユーザーに対する「フレッツ光」の新たな利用シーンの訴求、大規模災害発生時などの地域社会への貢献――といった狙いがある。

[発表資料へ(PDFファイル)]