NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社は2011年12月21日、日本におけるモバイル非接触ICサービスのさらなる拡大を目的として「モバイル非接触ICサービス普及協議会」を設立したと発表した。携帯電話機に搭載しているFeliCa規格の非接触ICサービスに加え、TypeA、B規格の対応、利用環境の整備などについて協議するとしている。

 主な活動内容は、「利用者が国内外のサービス規格の違いを意識することなく、モバイル非接触ICサービスを国内外で利用できるような環境の整備運用」「国内通信事業者のモバイル非接触ICサービスの共通仕様策定、および運用の統一化を行い、サービス提供者などが低コスト、かつ迅速にサービス提供できる環境の構築」などを予定する。モバイル非接触ICサービスの提供会社やメーカーなどにも協議会への参加を呼びかける。

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