写真●自己管理名人に選ばれた高瀬有美子さん(中央)と“達人”、審査員
写真●自己管理名人に選ばれた高瀬有美子さん(中央)と“達人”、審査員
[画像のクリックで拡大表示]

 ネオレックスは2011年12月20日、同社のiPhone/iPod Touch用の活動記録・分析アプリ「MyStats」の使いこなしを評価するコンテスト「自己管理の達人」を開催し、初代“自己管理名人”に17歳の女子高生である高瀬有美子さんを選出したと発表した(写真)。

 MyStatsは、6万件以上のダウンロードがあるアプリ。こうした母数があり、ユーザー自身が使い方を工夫できるアプリという側面はあるものの、使いこなしを評価するコンテストはリリース後の新たなアプリ告知手法として注目に値する。ユーザーにとっては他者の使いこなしを知るいい機会であり、開発者にとってはユーザーの使い方を知る機会にもなる。「今後の開発にも生かせる」(MyStatsの発案者でもあるネオレックス 取締役副社長の駒井研司氏)という。

 「自己管理の達人」は、9月20日~11月20日までの2カ月間の応募期間を設け、期間中に161人がエントリーした。その中から審査員が4人の“達人”を選出し、12月16日にアップルストア銀座店で最終審査会を開催した。

 審査員は、ネオレックスの駒井副社長のほか、ソフトバンクモバイル ビジネス統括部シニアエヴァンジェリストの中山五輪男氏、フリーランスITジャーナリスト兼コンサルタントの林信行氏、ナレッジネットワーク 代表取締役社長の森戸裕一氏、AppBank ライターの脇俊済氏、コンテストを後援した産経新聞東京本社編集局経済本部長 フジサンケイビジネスアイ 取締役編集担当の谷口正晃氏が務めた。コンテストは“達人”4人によるプレゼンテーション、質疑応答という形で進められ、審査員6人がその場で付けた順位を集計した。

 達人に選ばれた高瀬有美子さんは、「週俯瞰」機能を使った振り返りで無駄の発見や改善をしている点や、日別アクティビティ機能を使って自分に点数をつけることで振り返りを行うといった使い方、MyStatsを「明日の自分にアドバイスするためのコミュニケーションツール」と位置付けている点などが評価された。副賞としては「MacBook Air」が送られた。