総務省は、NPO法人浜松ソフト産業協会など8者から2011年12月2日付で申請があった技術研究組合の設立を認可した。浜松地域の活性化のため、組合員の協同によるICT利活用技術に関する試験研究その他、組合員の技術水準の向上及び実用化を図るための事業を行うことを目的とする。

 組合の名称は、浜松地域活性化ICT技術研究組合。「ホワイトスペース特区実験による放送技術」「市民ユビキタスネットワークシステム」「市民ユビキタス放送コンテンツ」の研究を行う。

 設立時組合員は、浜松ソフト産業協会のほかに、アルモニコス、天方産業、シーポイント、新企画、電興社、浜名湖国際頭脳センター、富士通ネットワークソリューションズ、モアソンジャパンである。

 なお、この件は、総務省において技術研究組合法に基づき技術研究組合の認可を行う初めてのケースという。

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[2011年に決まったホワイトスペース特区の一覧]