米Googleは現地時間2011年12月15日、同社検索エンジンにおける今年の急上昇検索キーワードをまとめた「Google Zeitgeist 2011」を発表した。首位は米国の女性歌手「Rebecca Black」、2位はGoogleの独自SNS「Google+」、3位は6月に交通事故死した米国人タレント「Ryan Dunn」だった。日本に関係するものでは「東京電力(TEPCO)」が8位に入った。

 10月に死去した米Apple共同設立者「Steve Jobs」は9位、Appleのタブレット端末「iPad」は10位だった。また、Appleが発表するとの期待が高まりながら実際には登場しなかった「iPhone 5」が6位に入った。

 1位から3位までは、検索頻度が2010年と比べて1万%以上増加した。「東京電力」は3月11日に発生した東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故に関する情報を得ようと、検索が急増した。ラテン語系以外の語句が同ランキングに入ったのは初めてという。日本の震災に関するキーワードは、調査対象となった国の約半分で急上昇キーワードのリストに入っている。

 併せて、Googleは2011年の主な出来事を動画にまとめた「Zeitgeist 2011: Year In Review」も公開した。

[発表資料へ]