図 利用イメージ
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 住友商事、NTT東日本、シャープシステムプロダクトの3社は2011年12月15日、住友商事が提供する「サミットネットスーパー」のサービスを、NTT東日本のフレッツ光を活用することでテレビで買物ができるネットスーパーサービスとして提供していくことに関し協業することで合意したと発表した。サービス提供の開始時期は、2012年3月を予定する。

 サミットネットスーパーは、住友商事が100%子会社である住商ネットスーパーを通して、首都圏約800万世帯向けに展開する。事業開始は2009年10月で、会員数は2011年9月末で約10万人である。扱う商品数は約5000アイテムである。

 今回の協業では、現在主にパソコンから利用されているサミットネットスーパーの買物サービスを、「フレッツ光」の利用者向けにNTT東日本が提供を予定しているテレビ接続型インターネット端末を通して、テレビ端末向けに提供する。

 このサービスにより、日常食材や日用雑貨などが簡単なリモコン操作により購入できるようになる。パソコンやスマートフォンなどのIT機器の利用に不慣れなユーザーでも、簡単で便利に利用できる。なお、テレビ端末上でリモコンを使って利用できるネットスーパーは、首都圏では初めての本格展開となるという。

 さらに、「サミットネットスーパーサービス」の普及拡大に向けた販売連携も進める。住友商事とNTT東日本は、「フレッツ光」を活用してテレビで買物ができるネットスーパーサービスの提案・プロモーションを、サミット店舗やサミットネットスーパーWebサイト、「フレッツ光」の利用者向けWebサイトなどを通じて実施する。これにより、相互に顧客拡大などを図っていく。

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