NTTソフトウェアは2011年12月15日、同社が開発したクラウド運用管理ソフトウエア「vHut(ブイハット)」(写真1)をオープンソースソフトウエア(OSS)として公開した。GUI上のドラッグ&ドロップ操作などで仮想マシンを管理できること、仮想マシンをテンプレートとして一括管理できることなどが特徴。
vHutは、virtualization High-operation support toolの略。Red Hat Enterprise Virtualizationと連携して動作する。GUIやテンプレートにより仮想マシンを管理できるため、専門知識を持たないシステム利用者でも利用しやすいという。またテンプレートを利用した複数の仮想マシンの生成および削除を、ユーザーの割り当てまで含めて自動的に実行できる(写真2)。そのため、システム運用者の作業をシステム利用者に大幅に移譲できるとしている。
すでに、研修環境のクラウド化や、調査/検証用環境の貸し出しのクラウド化で利用している実績があるという。
vHutは、NTTソフトウェアのWebサイトからダウンロードできる。また同社では、有償での構築などのサービスを提供する。