米Googleは現地時間2011年12月14日、米Appleのモバイルプラットフォーム「iOS」向け「Gmail」アプリケーションを更新した。変更点はユーザーインタフェースの改善、複数のバグ修正、カスタム署名や手書きメモといった新機能の追加。最新版(バージョン1.1)をAppleのモバイルアプリケーション配信/販売サービス「App Store」から無償でダウンロードできる。
メニューの歯車アイコン(画面)から、モバイルメッセージ用のカスタムな署名を追加したり、不在通知の期間やメッセージを設定したりできる。ラベルのネスト(階層化)もサポートした。端末のOSが「iOS 5」の場合はカスタムな通知音を利用可能。
また、メッセージを手書きして電子メールに添付する機能が加わった。複数のカラー、ブラシサイズ、線幅などを使い、テキストだけでは表現できない気持ちをカラフルに伝えられる。
iOS向けGmail最新版は、「iOS 4.0」以降を搭載した「iPad」と、「iPhone」および「iPod touch」で利用可能。英語や日本語をはじめ、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語など合計28言語をサポートする。
さらに、バナーによる着信通知、複数アカウントのサポート、任意の設定済みアカウントで送信する「send as」機能など、ユーザーから要望の多い機能についても引き続き取り組むとしている。
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