ノーチラス・テクノロジーズは2011年12月13日、同社が開発する「Hadoop」向けのアプリケーションフレームワーク「Asakusa Framework」の顧客に対して、Hadoopの商用サポートを提供するというサービス「Asakusaサポート・プラス」を開始した。ディストリビューションには、米クラウデラの「Cloudera’s Distribution including Apache Hadoop(CDH)」を使用する。

 Asakusaは、基幹系のバッチ処理をHadoopを使って実現するためのオープンソースのアプリケーションフレームワーク(関連記事:Hadoop向け基幹バッチ分散処理ソフト「Asakusa」の全貌)。ノーチラス・テクノロジーズは2011年10月からAsakusaの商用サポート「Asakusa Enterprise Support」などを始めている。「顧客から、AsakusaとHadoopの両方を一括してサポートしてほしいという要望があった」(神林飛志副社長)ことから、日本でCDHを扱うNTTデータの協力を受けて、CDHの商用サポートを開始した。