Windows Storeの画面(米マイクロソフトのデモ動画より引用)
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音楽やビデオ、書籍などのアプリも購入できる(同)
音楽やビデオ、書籍などのアプリも購入できる(同)
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アプリコンテストのWebサイト
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 米マイクロソフトは2011年12月6日(米国時間)、サンフランシスコでイベントを開催し、次期OS「Windows 8」に搭載されるアプリ配信ストア「Windows Store」の詳細を発表した。その中で、Windows 8のベータ版を2012年2月後半に提供することを明らかにした。

 Windows Storeは、Windows 8向けのアプリの配信サービス。メトロスタイルアプリ(Metro style apps)と呼ばれるWindows 8向けアプリを提供する。

 開発者がストアにアプリを登録するための登録料は、米国では企業が年間99ドル、個人が年間49ドル。日本では企業が年間9800円、個人が年間4900円となる。売り上げの70%を開発者が得ることができ、売上高が2万5000ドル以上になると、これが80%に上昇する。なお、価格は暫定的なもので、変更の可能性もあるという。

 同社は、Windows 8のベータ版を公開するタイミングで、Windows Storeをオープンする計画。そのため、ベータ版の公開に先立ち、アプリ開発コンテストを開催する。アプリの募集は2012年1月8日まで。最終選考に残った開発者は、2月3日までに、同社が提供するWindows 8の最新の開発途上版で動作するように修正し、再提出する必要がある。審査の結果、最終的に8つのアプリが選ばれ、Windows 8のベータ版で提供されるWindows Storeの最初のアプリとして無料公開される。

■変更履歴
記事公開当初、Windows Storeで音楽やビデオ、書籍などのコンテンツも購入できると記述しましたが、購入できるのはそれらを利用するためのアプリで、コンテンツを直接購入できるわけではありません。おわびして訂正します。本文は修正済みです。 [2011/12/09 13:48]