ジャパン・モバイルキャスティング(Jモバ)は2011年12月7日、V-Highマルチメディア放送(モバキャス)について、2012年4月に運用開始予定の送信所11局分で新たに予備免許の交付を受けたと発表した。今後、各送信所の建設工事及び各種試験・調査などを進め、サービス開始に向けて放送エリア構築を目指していく。

 九州総合通信局は11月28日に福岡送信所、北九州送信所の予備免許を交付した。近畿総合通信局は、12月1日に大阪局、京都局、三木局の予備免許を交付した。沖縄総合通信事務所も12月1日に沖縄送信所に予備免許を交付した(関連記事1)。さらに、12月6日には東海総合通信局が、名古屋送信所、豊橋送信所、津送信所に呼び免許を交付した。

 このほか、既に墨田送信所に9月15日付けで予備免許を交付している関東総合通信局においても、11月30日に佐原送信所と横浜送信所の予備免許を交付した。

 なお、Jモバは試験放送を前に受信障害対策用Webサイトを立上げているが、「関東地区」「近畿、中国、九州、沖縄地区」「東海地区」「東北地区」の4つのサイトが既に立ち上がっている(関連記事2)。

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