米Flipboardは現地時間2011年12月7日、複数のソーシャルメディアからコンテンツを集約して雑誌のように閲覧できる無料モバイルアプリケーション「Flipboard」を米Appleのスマートフォン「iPhone」に対応させた。AppleのiOS向けアプリケーション配信/販売サービス「App Store」からダウンロード可能。

 Flipboardは、ミニブログサービス「Twitter」やSNSサイト「Facebook」で公開されている投稿/記事/画像/ニュースなどを集め、デジタル雑誌のようにレイアウトして閲覧できるアプリ。2010年7月にAppleのタブレット端末「iPad」向けアプリケーション「Flipboard App for iPad」としてリリースしていた(関連記事:自分専用のソーシャルマガジンを作成するiPad用アプリ「Flipboard」がリリースに)。

 今回のアップデートで、iPadとiPhoneのいずれでも使えるようになった。Flipboardに登録できるソーシャルメディアはTwitterとFacebookのほか、「LinkedIn」「Tumblr」「Instagram」「Google Reader」「Flickr」「500px」。また「The Daily Telegraph」「National Geographic」「Rolling Stone」「Vanity Fair」など一部雑誌も対象に含む。Flipboardアカウントにサインインすれば、iPadとiPhoneの両方で使える。

 今回はiPhone専用に、登録したソーシャルメディアやFlipboardお薦めコンテンツから関心の高い記事や写真を抜粋し表示する「Cover Stories」機能も追加した。iPad向けにも近いうちに追加する予定という。

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