米Googleは現地時間2011年12月6日、同社のモバイルOS「Android」向けアプリケーションの配信/販売サービス「Android Market」における累計ダウンロード数が100億件を突破したと発表した。
Android Marketは、2008年10月に無償アプリケーションの配信を開始し(関連記事:Google,「Android Market」でアプリ無償提供を開始,有償販売は2009年Q1から)、2009年2月より有償アプリケーションの販売をスタートした。2010年7月に10億件に達し、2011年3月に30億件、同年7月に60億ダウンロードを記録した。Googleによれば、現在1カ月当たり10億件のペースで伸びているという。
Android Marketでは100億ダウンロードを記念して、同日より10日間にわたり、日替わりで一部アプリケーションを10セント(日本では10円)で提供する。
一方、米AppleのモバイルOS「iOS」向けアプリケーション配信/販売サービス「App Store」は、2008年7月に正式スタートし、2009年4月に10億件、同年9月に20億件、2010年1月に30億件と推移し、2011年1月に100億ダウンロードを達成。開設3年となる今年7月に150億ダウンロードを記録している(関連記事:Appleの「App Store」、開設3年で150億ダウンロードを突破)。
米Gartnerの調査結果によると、2011年第3四半期における世界スマートフォン市場のOS別販売台数シェアは、Androidが過半数の52.5%を占めた。フィンランドNokiaの「Symbian」が16.9%で2位、iOSは15.0%で3位だった(関連記事:2011年Q3の世界スマートフォン市場、「Android」のシェアが5割超える)。
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第3段落で「アプリケーションを1セント」としていましたが、「アプリケーションを10セント」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2011/12/14 18:54]