総務省中国総合通信局は2011年12月6日、エフエム津山、つやまコミュニティFM、尾道エフエム放送に対し、同日に各社の放送中断事故に関して、再発防止策の徹底を図るとともに、迅速な復旧対応の確保を図るよう要請したと発表した。さらに今回の事故について、放送法に定められた重大事故報告書が期限内に提出されなかったため、上記の3社に法令遵守を徹底するよう厳重注意を行った。

 エフエム津山では2011年6月30日、4時間34分にわたり、放送区域内の約1万5000世帯で放送中断があった。原因は、落雷による中継回線設備のトラブルという。つやまコミュニティFMには2011年6月から8月にかけて3回にわたり、放送区域内の約4万6000世帯で放送中断があった。落雷による中継回線設備のトラブルが原因となった。尾道エフエム放送の放送中断は、2011年7月23日に9時間18分53秒にわたり発生した。原因は、番組送出設備のトラブルである。

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