日本オラクルは2011年12月1日、新しい研修コース「Oracleトレーニング・オンデマンド」の提供を開始した。実際の教室で講師が行う技術解説や、講師によるデモ、教室にいる受講者からの質疑応答などの映像コンテンツを、自宅や職場のPCのブラウザーから閲覧できる。「フルハイビジョンで録画した臨場感のある映像が特徴。教室でしか得られなかった体験を提供する」(オラクルユニバーシティ ビジネス推進部 担当マネージャーの楠名繁樹氏)。

 映像コンテンツは、購入した日から1年間、何度でも閲覧できる。どこまで講義が進んだかを記録できるため、中断しても続きから閲覧することが可能である。これまでもインターネットを活用した研修コースはあったが、画面に表示したテキストの内容をナレーターが読み上げる、といったもので、今回のようなコンテンツはなかった。

 Oracleトレーニング・オンデマンドの第1弾コンテンツとして「Oracle Solaris 11 新機能」を用意した。この11月に登場したOracle Solaris 11の特徴やアップグレード方法、インストール方法など、5日間分の講義内容を含む。料金は45万4650円(税込み)。