写真●「Live Report」の画面
写真●「Live Report」の画面
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 Salesforce CRMの導入支援などを手掛けるケイズコーポレーションと、スマートフォン向けのアプリケーション開発を手掛けるCoreは2011年12月中旬から、撮影した売り場写真などをSalesforce上にアップするためのiPhone向けアプリケーションを提供する(写真)。AppStoreで販売し、月額利用料は170円だ。

 アプリケーションの名称は「Live Report」。主に、メーカーの担当者が小売店での自社商品の陳列状況を撮影したり、コンビニエンスストアの店舗開発担当者が候補地を撮影するなどしてSalesforce上に写真をアップロードする、といった用途を想定している。担当者が店舗の名前や住所を登録したり、GPSを使って近隣の店舗を検索する、といった機能もある。

 アプリケーションをAppStoreで提供する以外にも、「少しカスタマイズして、違った用途に活用したい、といった要望があれば、個別のシステムインテグレーションを提供する」(ケイズコーポレーションの森田一郎 第一ソリューション事業本部専務取締役統括本部長)という。

 ケイズコーポレーションは販売目標として、2011年12月時点で500ダウンロード、2012年12月時点で1万ダウンロードを掲げている。2012年4月からは、Android版も提供を始める予定だ。