写真●サンフランシスコ国際空港の以前のGoogle Maps(左)と、新しいGoogle Maps(右)
写真●サンフランシスコ国際空港の以前のGoogle Maps(左)と、新しいGoogle Maps(右)
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写真●ミネアポリス モール・オブ・アメリカのGoogle Maps(左)と、新しいGoogle Maps(右)
写真●ミネアポリス モール・オブ・アメリカのGoogle Maps(左)と、新しいGoogle Maps(右)
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 米Googleは現地時間2011年11月29日、同社のモバイルプラットフォーム「Android」向け地図表示アプリケーションの新版「Google Maps 6.0 for Android」をリリースした。ナビゲーションが屋内に対応し、建物内部での現在地を確認できる。

 これまでGoogle Mapsの地図表示では建物の形しか表示されていなかったが、新版では同社の屋内地図データに対応した建物の中に入ると、フロアマップが表示され、自分がどこにいるか、どこを通れば目的地に着くかが分かる。

 自身の位置は従来通り青いドットで示され、ズームやスクロール操作も可能。別の階に移動すると、自動的にフロアマップがその階のものに更新される。

 当初は、米国と日本の一部空港、駅、デパート、ショッピングモールなどの施設に対応する。日本では成田空港、羽田空港、JR東日本の東京都および千葉県の主要駅、大丸、高島屋、三越、東急、伊勢丹などの百貨店や商業施設で利用できる。

 Google Maps 6.0 for Androidは、Android向けアプリケーション配信/販売サービス「Android Market」から無償でダウンロード可能。屋内の地図表示はベータ版として提供する。

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