米AT&Tは現地時間2011年11月28日、同社初の高精細(HD)ディスプレイ搭載スマートフォン「LG Nitro HD」を12月4日に発売すると発表した。AT&TのLTE(Long Term Evolution)高速モバイルネットワークに対応する。

 LG Nitro HDは、韓国LG Electronics製で、OSには米Googleの「Android 2.3」を採用する。解像度1280×720ドットの4.5インチ「True HD」液晶タッチスクリーンを搭載し、動作周波数1.5GHzのデュアルコアプロセッサを内蔵する。ストレージ容量は4Gバイトで、16GバイトのmicroSDカードが同梱される。800万画素のHDカメラを備え、外形寸法は高さが5.27インチ(約134mm)、幅が2.67インチ(約68mm)、厚さが0.41インチ(約10mm)。

 AT&TのLTE対応スマートフォンとしては、韓国Samsung製「Galaxy S II Skyrocket」、台湾HTC製「Vivid」に次いで3機種目となる。HSPA+形式にも対応する。2年契約を結んだ場合の販売価格は249.99ドル。

 AT&Tは現在LTEネットワークを国内15市場で展開しており、2011年末には7000万人の米国居住者にLTEネットワークを提供したいとしている。

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