米Nielsenが現地時間2011年11月17日に公表したホリデーシーズンに関する調査結果によると、米国の子どもが買ってほしいと思っている消費者向け電子機器（CE）の1位は米Appleの「iPad」だった。特に6～12歳の子どもではApple製品の人気が高く、トップ3をAppleのモバイルデバイスが占めた。
今年のクリスマスプレゼントにiPadが欲しいと答えた6～12歳の子どもは44％で、昨年の31％から13ポイント増加した。2位の「iPod Touch」は1ポイント増の30％、3位の「iPhone」は7ポイント増の27％の支持を得た。
また、「コンピュータ」「iPad以外のタブレット端末」と同率（25％）で4位に並んだ任天堂の「Nintendo 3DS」をはじめ、ゲーム関連機器は依然人気がある。7位の米Microsoft「Kinect for Xbox 360」（23％）、8位の任天堂「Nintendo DS/DSi/DS Lite」（22％）、11位のソニー「PlayStation3、PlayStation3 Slim」（17％）、14位のMicrosoft「Xbox 360」（16％）といった具合だ。
13歳以上の子どもの場合、iPad（24％）が昨年より6ポイント増加して、4位から首位に順位を上げた。昨年首位だった「コンピュータ」は「電子書籍閲覧端末」と同率（18％）で2位となった。4位は「テレビ」と「iPad以外のタブレット端末」（ともに17％）で、iPadだけでなくタブレット端末全般への関心の高さがうかがえる。一方、ゲーム関連機器への関心は、9位の「Kinect for Xbox 360」（12％）を除いて昨年より薄れる傾向にある。
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