図●今回のパブリックビューイングにおける映像と音声の伝送経路
図●今回のパブリックビューイングにおける映像と音声の伝送経路
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 日本放送協会(NHK)は2011年11月9日、OBS(オリンピック放送機構)およびBBC(英国放送協会)と共同で、スーパーハイビジョンによるロンドンオリンピックの公開上映(パブリックビューイング)を行うと発表した。開会式や競技などのハイライトを日本と英国、米国の各会場(日本国内3カ所、英国内4カ所、米国内1カ所を予定)で提供する。

 BBCが起点となり、五輪会場の映像と音声を各会場に伝送する()。上映は、日本が2012年7月28日から8月12日まで、英国と米国では2012年7月27日から8月12日まで行う。

 NHKが開発したスーパーハイビジョンは、ハイビジョンの16倍の画素数を持つ超高精細映像と、22.2チャンネルの立体音響で構成される。スーパーハイビジョンの超高臨場感の映像と音声によって、「あたかもロンドンのオリンピック会場にいるように、世界のアスリート達の熱戦をお楽しみいただける」(NHK)という。

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