写真●「スクリーンショットを撮る」という項目が用意される
写真●「スクリーンショットを撮る」という項目が用意される

 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは2011年11月9日、KDDIおよび沖縄セルラーから販売されているXperia acro IS11Sの機能バージョンアップを11月10日から順次開始すると発表した。画面キャプチャを撮る機能などが新たに追加される(写真)。NTTドコモから販売されているXperiaシリーズは11月7日よりバージョンアップが開始されており(関連記事)、それに続く形となる。

 今回のバージョンアップによる機能強化は以下の通り。(1)音声入力などが可能な文字入力システム「PoBox Touch 4.3」の搭載、(2)閲覧中の画面を保存するスクリーンショットに対応、(3)GPSや無線LANなどの機能をON/OFFできるウィジェットの追加、(4)発信者履歴などをホーム画面にグラフィカルに表示するウィジェットの追加、(5)アプリトレイから直接アプリをアンインストールできる機能の追加、(6)ワンセグやLISMOの音声のBluetoothヘッドセット対応、(7)PlayStation Certified対応、(8)ソニーの映像配信サービス「Video Unlimited(ビデオアンリミテッド)」に対応、および(9)スリープモードの解除後に、既読の不在着信通知を再表示する不具合の改善――などである。

 NTTドコモから発売されているXperia acroのバージョンアップとの違いとしては、テザリングに対応しない点が挙げられる。なおau版のXperia acroは当初からエリアメールに対応しているため、今回のバージョンアップにエリアメール対応は含まれてはいない。バージョンアップ方法は、パソコン接続とパケット通信の2通りある。いずれも11月10日より順次提供開始だが、同社ではパソコン接続によるバージョンアップを推奨している。