NECは2011年11月8日、UHF帯ICタグ(RFID)を約80万枚用いた販売・在庫管理システムがカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)で採用されたと発表した。CCCが今冬にオープン予定のTSUTAYA店舗「代官山 蔦屋書店」で利用するという。

 ICタグは店舗の書籍やDVD、CDなどの商品に取り付ける。ICタグのリーダー/ライター(読み取り機)はハンディ型のもののほか、商品棚やレジに付いている。これらを用いることで、入荷検品や在庫管理、レジ処理にかかっていた手間を省くことや、商品の在庫数および位置情報把握の精度向上が期待できる。ICタグは盗難防止にも活用できるという。

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