米Googleは現地時間2011年11月7日、同社のSNSサービス「Google+」において、ビジネスやブランド向けページ「Google+ Pages」を導入したと発表した。

 企業やスポーツチーム、音楽バンド、店舗などは、Google+内に公式ページを作成することで、顧客やファンに向けてコンテンツを共有し、ビデオチャット機能「Hangouts」で顔を見ながら対話したり、「+1」ボタンで推奨してもらったりすることが可能になる。個人ユーザーは関心のあるブランドや好きなミュージシャンのページをサークルに追加して、常に情報を追跡し、ファン同士で交流する機会も得られる。

 ページの作成は、Google+内の「Create a page(ページを作成)」で行える。すでに、アパレルブランド「Burberry」、飲料メーカー「Pepsi」、アメリカンフットボールチーム「Dallas Cowboys」、人気ゲーム「Angry Birds」、トヨタ自動車の米国法人「Toyota USA」などがページを開設している。

 また「Direct Connect」と呼ぶ機能により、Google検索から直接Google+のページにアクセスできるようになる。検索ボックスに「+(企業名やブランド名など)」を入力すると、各社あるいは各ブランドのGoogle+ページが表示され、手軽にページをサークルに追加するオプションも提供される。現時点でDirect Connectを実装できるページは一部に限られるが、今後対象を拡大する予定。

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