米comScoreは現地時間2011年11月4日、米国携帯電話市場に関する調査結果を発表した。それによると、2011年9月(2011年7~9月の3カ月平均、以下同)のスマートフォンOSは、米Googleの「Android」のシェアが3カ月前から4.6ポイント増えて44.8%となり、2位との差を広げた。

 9月における13歳以上の米国スマートフォンユーザーは8740万人で、6月(2011年4~6月の3カ月平均、以下同)から12%増加した。OS別のシェアはGoogleに次いで米Appleが6月から0.8ポイント増の27.4%となり2位。この後を、カナダResearch In Motion(RIM)、米Microsoft、フィンランドNokiaの「Symbian」と続いたが、いずれもシェアを減らした。それぞれのシェアは18.9%(6月から4.6ポイント減)、5.6%(同0.2ポイント減)、1.8%(同0.2減)だった。

 9月における13歳以上の携帯電話ユーザー数は、2億3400万人で3カ月前と同じ。携帯電話全体のメーカー別シェアを見ると、韓国Samsungが同横ばいの25.3%となり、首位を維持した。2位は韓国LG(シェア20.6%)。この後、米Motorola(13.8%)、Apple(10.2%)、RIM(7.1%)と続いた。このうち、シェアを伸ばしたのはAppleのみで同社のシェアは6月から1.3ポイント増加した。一方LGとMotorolaのシェアはそれぞれ同0.7ポイント減、RIMは同0.8ポイント減だった。

[発表資料へ]