日本デジタル配信(JDS)は2011年11月4日、地上光ネットワークによるCSデジタル放送配信サービスについて、4月から11月までに8事業者への提供を新たに開始したと発表した。

 新たに開始した事業者は、八西地域総合情報センター、西南地域ネットワーク、エヌ・シィ・ティ、香南施設農業協同組合、ドリームウェーブ静岡、倉敷ケーブルテレビ、玉島テレビ放送、徳島県南メディアネットワークの8事業者である。このうち八西地域総合情報センターと西南地域ネットワーク、香南施設農業協同組合、徳島県南メディアネットワークへの配信は、STNetの四国内ネットワークを利用して行っている。

 2011年11月1日現在、JDSによる配信サービスを採用するケーブルテレビ事業者は204事業者254局となり、「これらケーブルテレビ事業者の多チャンネル配信世帯数合計は636万世帯を超えた」(JDS)という。JDSの配信サービスを採用するケーブルテレビ事業者のHDTVチャンネル採用率は68%となった。JDSは、「引き続き地上光ネットワークと衛星ネットワークという二つのネットワークを利用し、全国あまねくCSデジタル放送配信サービスを提供する」としている。

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