大塚商会は2011年10月28日、2011年12月期の第3四半期(1~9月)の業績を発表した。システムインテグレーション事業、オフィス消耗品の通信販売事業「たのめーる」、ハードウエア販売事業の売上拡大により、増収増益の好決算となった。

 1~9月までの連結業績は、売上高3598億8900万円(前年同期比3.1%増)、営業利益173億1200万円(同22.4%増)、経常利益179億3400万円(同22.6%増)、純利益98億6900万円(同24.0%増)だった。

 セグメント別の売上高では、システムインテグレーション事業の売上高は、システム更新案件などが堅調で前年同期比3.7%増の2002億6200万円だった。「たのめーる」単体での売上高は、前年同期比から6.4%増加し、790億円8900万円。ハードウエア販売事業も好調で、サーバーの販売台数は前年同期より1189台多い2万8250台、パソコンの販売台数も同2万8217台増えて52万7276台だった。