写真●相互運用性試験センターの試験用端末
写真●相互運用性試験センターの試験用端末
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 Open Embedded Software Foundation(OESF)は2011年10月24日、Androidアプリの相互運用性試験(Interoperability Testing、IOT)センターを開設すると発表した。動作検証サービスや端末レンタルサービスなどを提供する。

 OESFは、組み込みシステム向けAndroidの標準化および普及推進を行う一般社団法人。最初の協力企業としてセーバーがOESF公認のIOTセンターとして運営を行い、サービスを提供する。セーバーは、2011年9月末時点で国内の3通信事業者から発売されている50機種以上のAndroid端末をすべて保有しているという。

 OESFでは、動作検証に利用可能なAndroid端末を検索できるWebサイトを運用しており、このサイトから端末のレンタルまたは動作検証サービスを申し込める。携帯電話以外の端末、欧米・中国・台湾など海外向けの端末も用意している。