米Strategy Analyticsは米国時間2011年10月21日、世界のタブレット端末市場に関する調査結果を発表した。モバイルプラットフォーム別の出荷台数を見ると、米Appleの「iOS」が依然として首位を独走しているが、米Googleの「Android」の伸びが著しい。また、iOSとAndroidを合わせると世界市場の93.5%を占めている。
2011年第3四半期におけるタブレット端末の世界出荷台数は1670万台で、前年同期の440万台と比べ280%増加した。Appleの「iPad」は当期に1110万台を出荷し、iOSが最大シェア66.6%を獲得した。Android搭載タブレット端末の出荷台数は450万台で、シェアは26.9%だった。
iOSのシェアが前年同期の95.5%から28.9ポイント縮小したのに対し、Androidは前年同期の2.3%から約12倍拡大した。
米Microsoftのモバイルプラットフォームは2.4%のシェアにとどまった。カナダResearch In Motion(RIM)が採用する「QNX」のシェアは1.2%だった。
■表1 2011年第3四半期における世界タブレット端末市場の モバイルプラットフォーム別出荷台数(単位:100万台) 2010年第3四半期 2011年第3四半期 iOS 4.2 11.1 Android 0.1 4.5 Microsoft 0.0 0.4 QNX 0.0 0.2 その他 0.1 0.5 合計 4.4 16.7 出典:Strategy Analytics
■表2 2011年第3四半期における世界タブレット端末市場の モバイルプラットフォーム別市場シェア(単位:%) 2010年第3四半期 2011年第3四半期 iOS 95.5 66.6 Android 2.3 26.9 Microsoft 0.0 2.4 QNX 0.0 1.2 その他 2.3 2.9 合計 100.0 100.0 出典:Strategy Analytics
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