Ustream Asiaは2011年10月17日、パートナー企業各社と協力してパソコンやスマートフォンがなくても簡単に「Ustream」で配信できる機器類を「Ustream認定配信関連機器」として展開すると発表した。

 Ustream認定配信関連機器は、米Ustreamが提供するソフトウエア開発キットを使ってUstream配信用として開発されたものである。製品パッケージなどに「USTREAM COMPATIBLE」ロゴが表示される。

 Cerevoは同日、Ustream認定配信関連機器の日本国内向け製品の第1弾として、ビデオカメラの映像をUstreamで配信できる「Live Shell」を2011年中に発売すると発表した。これはHDMI経由で入力したビデオカメラの映像と音声をUstreamで配信するためのユニットである。単三形電池3本で3時間以上の連続配信が可能という。有線および無線によるネットワーク接続に対応しており、704×528画素の映像を配信できる。ビットレートは最大1.5Mpbs程度である。CerevoのWebサイトで、2万6800円で予約を受け付けている。

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