写真●「鶴丸マーク」が掲げられたJALインフォテックのブース
写真●「鶴丸マーク」が掲げられたJALインフォテックのブース
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 東京ビッグサイトで開催中のITpro EXPO 2011の会場に並ぶさまざまなブース――。通り過ぎる人の目を引いているものの一つに、JALインフォテックのブースに掲げられた「鶴丸マーク」がある(写真)。日本航空の情報システム会社である同社が、2011年4月からこのロゴを復活させた。

 マークの復活に当たってデザインを見直した。以前下向きだった鶴のくちばしを水平にし、胸を強く張るようにした。翼の切れ込みも以前よりシャープにして、再生をイメージしやすくしたという。

 JALインフォテック ソリューション・サービス事業本部長の宮島理一郎取締役常務執行役員は、「皆様のおかげで、JALの再生は堅実に進んでいる。ユーザー企業の情報システム会社という立場を十分に生かして、関連会社として再生に寄与していきたい」と、意気込みを語る。

 ブースでは、同社主力のIT資産管理ソフト「PALLET CONTROL」とともに、今年はじめに販売を開始したWebコンテンツ管理ソフト(CMSソフト)「HeartCore」を展示している。Webページの作成だけでなく、ショッピングカート機能やレコメンデーション機能といったECサイトに必要な機能や、ブログやSNS、Twitterといったコミュニティサイトの構築に必要な機能なども備える。

 特徴は、Webページをオフィスソフト感覚で作成できることと、自動SEO対策機能を備えること。「いったん導入すれば、ユーザーが自分でWebページを編集できるし、SEO対策を外部に委託しなくて済む」と、JALインフォテック ソリューション・サービス事業本部 ソリューション事業部 ソリューション企画・営業部 営業第2グループの浜岡学担当課長は説明する。

 このうち、Webページの作成機能では、画像や表を、PowerPointでスライドを作成するようにコピー&ペーストで貼り付けられる。ページ上に配置する文字の体裁も、Wordで提供されているようなアイコンをクリックすることで、太字にしたり、インデントをつけたりすることができる。

 このほか、検索エンジンに入力したキーワードに応じて、トップページに表示させるバナーを自動的に変更させる機能もある。価格は、250万円から。