2011年10月14日まで開催中のITpro Expo 2011で、フォーティネットジャパンはUTM(統合脅威管理)アプライアンスの新製品「FortiGate-300C」を参考出品した(写真1)。日本国内では未発表で、初公開になる。
FortiGateは、ファイアウォール、VPN、侵入防御、アンチウイルス、コンテンツフィルタリングなどの機能を搭載したセキュリティアプライアンス。FortiGate-300Cは、10/100/1000Mビット/秒のイーサネットインタフェースを8ポート備えるミッドレンジモデルの位置付けだ。以前からあるFortiGate-310B(10ポート)とほぼ同等のインタフェースだが、アンチウイルス機能のスループットが最大160Mビット/秒から最大550Mビット/秒にするなど、性能を強化している。
FortiGate-300Cの価格は未定。日本国内での出荷は2011年末から2012年初頭にかけての見込みだ。