写真1●イーモバイルが販売する「Sony Ericsson mini」。本体カラーはホワイトとブラックがある
写真1●イーモバイルが販売する「Sony Ericsson mini」。本体カラーはホワイトとブラックがある
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●新端末を紹介する阿部基成・イー・アクセス執行役員副社長とグレッグ・バーナー・Sony Ericsson Mobile Communications・Head of Product Business Line
写真2●新端末を紹介する阿部基成・イー・アクセス執行役員副社長とグレッグ・バーナー・Sony Ericsson Mobile Communications・Head of Product Business Line
[画像のクリックで拡大表示]

 イー・アクセス(サービス名はイー・モバイル)は2011年10月13日、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Sony Ericsson mini」(写真1)を10月28日に発売すると発表した。国内の通信事業者が販売するAndroid搭載スマートフォンでは国内最小としている。

 画面サイズは3インチで、ワンタッチで無線LANルーター機能(テザリング)を起動できるPocket WiFiウィジェットをホーム画面に配置している。通信方式はHSPA/W-CDMA(1700/2100MHz)とGSM4バンドに対応。SIMロックフリーで販売する。

 海外で発売している同等機種の名称である「Xperia mini」という名称を使わなかった理由については、「軽量小型というコンセプトが、日本で他社が発売しているXperiaブランドの端末と違うこと、テザリングが可能なPocket Wifiシリーズであることを前面に出したかったため」(阿部基成・執行役員副社長・写真2)と説明した。同社のオンラインストアでの販売価格はベーシック契約時が3万9800円、シンプルにねん契約時が2万9840円など。

 なお、同社は新端末発売と同時に、音声通話付きのスマートプラン、スマートプランライト契約者向けの割引サービス「月額割」の提供を開始する。長期契約割引の「シンプルにねん」とインターネット接続サービスの「EMnet」の契約が条件で、例えばスマートプランの場合、基本使用料および任意加入の月額定額オプション料金から1100円を2年間割り引く(月途中の契約・解約の場合は異なる)。スマート プランライトの場合は、割引対象は無料通信分を越えたパケット通信料および月額定額オプション料金となり、割引幅は最大600円である。

■変更履歴
当初、第2段落で対応周波数を「HSPA/W-CDMA(900/1700/2100MHz)」としておりましたが、先方からの申し入れにより「HSPA/W-CDMA(1700/2100MHz)」に訂正します。本文は修正済みです。 [2011/10/14 00:20]