写真1●SHOT NOTEをデモンストレーションしているキングジムのブース
写真1●SHOT NOTEをデモンストレーションしているキングジムのブース
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写真2●左がメモ用紙を撮影した直後の画面ショット、右がデジタル化されたメモ用紙の画像
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 スマートフォンを使って、手書きメモを手軽にデジタル化できるキングジムの「SHOT NOTE」(ショットノート)。2011年10月14日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2011」展示会のキングジムブースで、このSHOT NOTEを実体験できる(写真1)。

 SHOT NOTEとは、手書きの文字や絵をスマートフォンのカメラで撮影し、デジタル化して取り込むことができるようにしたメモ用紙やノートのこと。カメラで取り込む際に紙の四隅に記された「マーカー」を読み取ることで、余計な周辺画像を削除するとともに傾きなどを自動補正してくれる。

 さらに、番号や日付を専用エリアに記しておくと、OCR(光学文字認識)機能で読み取って検索用キーワードとして設定してくれる。また、オンラインメモサービス「Evernote」に投稿する機能なども備えている。

 専用のスマートフォンアプリ「SHOT NOTE」は、iPhone用とAndroid用をマーケットから無料で入手できる。キングジムブースではデモ用端末を用意しているが、専用アプリをインストールしておけば自分のスマートフォンで手書き文字のデジタル化を体験することが可能だ。

 実際に、SHOT NOTEを使って手書き文字を取り込んだものが写真2。番号に「2011」、日付に「11/10/13」と書き込んで撮影すると、きちんと「2011」「11/10/13」と認識していることが分かる。

 SHOT NOTEには、様々なサイズや色のメモ用紙やノートがある。自分が想定している使い方でデジタル化ができるかどうか、キングジムのブースを訪れて試してみるとよいだろう。