写真●Drawonを使うと片方のiPadで書いた内容がもう片方のiPadの画面に即座に反映される
写真●Drawonを使うと片方のiPadで書いた内容がもう片方のiPadの画面に即座に反映される
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 コノルは、東京ビッグサイトで開催中のITpro EXPO 2011展示会において、複数のiPad間で同じファイルを同時に編集できる新サービス「Drawon」を展示、デモしている(写真)。11月1日からサービスを開始する。

 Drawonは、2台のiPad間で同じファイルを共有できるサービス。同じ画面を見ながら、一方が指などでメモを書くと、その内容が他方にも反映される。例えば工事現場などで写真を撮って、すぐに注文主や自分の会社との間で「ここはもう少しこうした方がいいのでは」といったコミュニケーションが簡単かつ確実に実現できるようになる。

 取り扱えるファイル形式は、JPEGなどの画像ファイルやOfficeの文書ファイル。これらのファイルを専用フォルダーに登録すると、インターネット上のサーバー上でイメージに変換して、接続しているそれぞれのiPadに転送する。なお、基本プランで同時に編集できるのは2人までだが、ファイルの内容を見るだけなら最大50人まで接続が可能。

 DrawonはASP型のサービスとして提供する。価格は、登録人数50人、同時編集ファイル1個、同時編集2人の基本プランで月額1万5750円。同時編集を2人増やすごとに月額1万500円のオプション価格が追加となる。2012年にはiPhone版とAndroid版も提供する予定。