写真1●スマートフォン遠隔制御サービスの管理画面
写真1●スマートフォン遠隔制御サービスの管理画面
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写真2●タブレット端末を遠隔ロックしている様子
写真2●タブレット端末を遠隔ロックしている様子
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 2011年10月14日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2011」でNTTドコモは、スマートフォンを一括管理できる「スマートフォン遠隔制御サービス」をデモ展示している(写真1写真2)。

 スマートフォン遠隔制御サービスは、社員が使用しているスマートフォンやタブレット端末を管理・遠隔操作できるクラウドサービス。不正利用を防ぐためにデバイスやアプリケーションの利用を制限したり、紛失時に情報漏洩を防いだりできる。

 デバイス制御機能では、カメラ操作や外部メモリーなどの利用を制限可能。アプリケーションも、許可したものしかインストールできないようにするといった制御が可能だ。また紛失時には、遠隔ロックやアラーム鳴動、端末初期化などを強制的に実行できる。

 スマートフォンやタブレット端末には、あらかじめ専用のアプリケーションをインストールしておく。一方、管理者側はNTTドコモのサーバーにアクセスし、Webブラウザーで管理画面を操作する。遠隔操作したい端末に向けては、NTTドコモのネットワークからSMS(ショート・メッセージ・サービス)を使ってコマンドが送られる仕組みとなっている。なお、紛失時にスマートフォンやタブレット端末のSIMが交換された際には、即座に端末ロックがかかるようになっているという。

 ITpro EXPO 2011のNTTドコモブースでは、このスマートフォン遠隔制御サービスのコーナーを設け、管理画面から端末を遠隔ロックする様子をデモンストレーションしている。