写真1●マクニカネットワークスのブースに展示中の米Zertoのサーバー仮想化環境レプリケーションソフト
写真1●マクニカネットワークスのブースに展示中の米Zertoのサーバー仮想化環境レプリケーションソフト
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 東京ビッグサイトで2011年10月12~14日に開催中の「ITpro EXPO 2011」展示会のマクニカネットワークスのブースにおいて、米Zerto(ゼルト)がサーバー仮想化のレプリケーションソフト「Zerto」を展示している(写真1)。VMware仮想化環境上の仮想アプライアンスとして動作して、同一物理サーバー上にある仮想マシンのデータをブロックレベルでほかの物理サーバーにレプリケーションする。

 特徴は目標復旧地点(RPO)が秒単位であること。「ほかのソリューションは15分、30分と復旧に時間がかかるものが多い」(説明員)。加えて、特定のストレージベンダーやプロトコルに依存せずに済む。利用時には、レプリケーション元とレプリケーション先の両方にZertoをインストールする必要がある。

 米国では製品を発売済み。日本ではマクニカネットワークスと代理店契約を交渉中という。発売時期や価格は未定とした。