NTTぷららは2011年10月12日、自社が運営する映像配信サービスであるひかりTVの「ひかりTVショッピング」において、大手流通5社と連携したと発表した。10月24日に各社が展開するショップの商品の販売を開始する。
10月24日に開始するショップはイオンsaQwa(ジャンルはグルメ、ファッション、雑貨、運営はデジタルダイレクト)、JALUX(グルメ、ファッション、雑貨、運営はJALUX)、成城石井(グルメ、運営は成城石井)、大丸・松坂屋通信販売(グルメ、雑貨、運営はJFRオンライン)、東急ハンズ(雑貨、運営は東急ハンズ)である。
さらに、SPORTS AUTHORITY(運営はメガスポーツ)、ジュンク堂書店(運営はHON)、LAWSON(運営はローソン)、HMV(ローソンHMVエンタテイメント)の各ショップも準備を進めており、近くサービスを開始する。
ひかりTVショッピングは2010年9月に直営店でサービスを開始した。その後、2011年4月にはジャパネットたかたとの連携を開始していた。リモコン操作だけで買い物ができるサービスである。今回の各ショップの出店にあわせ、「ひかりTVショッピング」画面デザインのリニューアルを行い、商品検索などの便利な機能を追加した。
なお五つのショップが開店する10月24日には、「ひかりTVショッピング」サイトを開設し、WEBサイトでも各ショップの商品を取り扱うことで商品ラインナップの拡充を図る。
扱う商品数について、現状ひかりTVショッピングでは400~500アイテム程度である。売上の詳細は非公表だが、「1日あたり200万円程度、多いときで400~500万円程度」と説明した。
今後、連携するショップの追加などで年末には1000アイテム程度になるという。webサイトでは1万アイテム程度を想定している。
出店料については、「ひかりTVがマーケティングとプラットフォームの運用を行い、ショップ側が商品を提供してもらっている。売れたものの何%かがひかりTVショッピングに残るという形になっているというイメージ」と説明した。
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