写真1●NetAttest EPS-apの管理画面(左)と申請画面(右)の例
写真1●NetAttest EPS-apの管理画面(左)と申請画面(右)の例
[画像のクリックで拡大表示]

 ソリトンシステムズは2011年10月12日、企業内におけるiPhone/iPad導入を支援するアプライアンスサーバー製品「NetAttest EPS-ap」を、ITpro EXPO 2011の会場で展示した。利用申請・承認作業や電子証明書の配布、各種設定の適用などを省力化する。2011年9月26日に出荷を開始した製品である。

 スマートデバイス(iPhone/iPad)の利用申請ワークフロー機能を提供する。申請者用のWeb画面や管理者用のWeb画面を備える(写真1)。申請・承認に加え、VPN接続用のディジタル証明書の配布や、ネットワーク設定の適用、セキュリティポリシーの適用、といった機能を提供する。

 NetAttest EPS-apの価格は、50万円(税別)。同アプライアンスを利用するための前提として、RADIUSサーバー機能などで構成するネットワーク認証アプライアンス「NetAttest EPS」(200ユーザー89万円から)と、ディジタル証明書の発行機能である「拡張CAオプション」(100万円)が必要になる。

 現在のバージョンではiPhone/iPadの利用申請・登録に利用できるが、今後、Androidの申請・登録にも利用できるようにする予定である。