2011年10月12日から東京ビッグサイトで開催されているITpro EXPO 2011/スマートフォン＆タブレット2011秋では数多くのスマートフォン用アプリの実機デモを見ることができる。タブブラウザー「Sleipnir」（スレイプニル）、「Sleipnir Mobile」を開発するフェンリルは、自社ブランド製品とともに、同社が受託開発や共同開発したスマートフォン用アプリを出展している（写真）。「展示会で（受託開発のアプリを）披露するのは初めて」（フェンリル）という。
実際にブースで操作できるアプリは以下の通り（10月12日現在）。「Muji Calendar」（良品計画）、「駅すぱあと」（ヴァル研究所）、「ウェザーニュースタッチ」（ウェザーニューズ）、「NHK WORLD TV Live」（日本放送協会）、「NHK PR動画」（日本放送協会）、「プリント直行便」（キタムラ）、「Image Catcher for Fashion」（フェイス）、「図鑑 NEO for iPhoneシリーズ」（小学館）---である。
フェンリルの自社ブランドアプリであるSleipnirは、各OS版を展示・デモしている。Sleipnirは国産タブブラウザーとして著名で、カスタマイズのしやすさが多くのユーザーの支持を得ている。現在Windows版、iOS版、Android版（2.1以上）を用意。Mac OS X版はベータ版として提供している。ブックマークをクラウド側で管理して、各プラットフォームを超えて共有できる機能などを備える。またスマートフォン版ではタブをグループ化し、“親”となるタブの配下に複数の関連するタブを追加して閲覧することが可能である。タッチ操作で円を描くような動作をすると再読み込みする、といった「ジェスチャー」機能も備える。
今回の展示では、正式リリース前の最新のWindows版であるRC3版もデモ。スマートフォン用のSleipnirの機能であるタブのグループ化などの機能を追加した。
