写真1●iPad用「マジックコネクトモバイル」のログイン画面
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NTTアイティは、2011年10月12日から開催中の「ITpro Expo 2011」でAndoroid端末やiPadで利用できるリモートアクセス・ソフト「マジックコネクトモバイル」を実演し、注目を集めている（写真1）。同社によると、マジックコネクトモバイルを公開するのは、これが初めてだという。
マジックコネクトモバイルは、同社のパソコン用リモートデスクトップ・システム「マジックコネクト」向けのソフトウエア。Andoroid端末やiPadにインストールすることで、社内のWindowsコンピュータにリモート接続できるようになる。従来からあるパソコン用のマジックコネクトと同様、画面転送によりリモートアクセスする。このため、アクセスする端末にデータが残らない。
従来、Andoroid端末やiPadからマジックコネクトを利用するには、他社製の有償ソフトが必要だった。マジックコネクトモバイルを使えば、追加費用なしで接続できる。認証はIDとパスワードに加え、電子証明書とソフトの固有IDを用いる。他社製の有償ソフトが認証に用いるワンタイムパスワードは使わない。固有IDによって成りすまし端末のアクセスを拒否したり、端末を紛失した場合の接続禁止を登録したりすることで、セキュリティを確保している。
