写真1●Windows Intuneの展示の様子
写真1●Windows Intuneの展示の様子
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 東京ビッグサイトで開催中のエンタープライズ向けICT総合展示会「ITpro EXPO 2011」。日本マイクロソフトのブースでは、クラウドベースの管理サービス「Windows Intune」のバージョン2のβ版を展示し、デモを行っている(写真1)。

 Windows Intuneは、クラウドベースのクライアントPC管理サービス。管理者はマイクロソフトがWindows Azure上に用意する管理画面を使って、管理するクライアントPCにインストールされているアプリケーションやセキュリティパッチの状態を一元管理できる。自前で管理サーバーなどを構築する手間が省ける。管理対象のクライアントPCには、クラウド上にデータを送信するエージェントプログラムをインストールする必要がある。

 バージョン2(β版)では、管理するクライアントPCにマルウエアがないかをスキャンしたり、セキュリティパッチを当てて再起動させたりできる「リモートタスク」、管理者が指定したアプリケーションを自動配布する「アプリケーションの自動配布」機能などが加わった。この新機能を搭載したWindows Intuneの新版は、1~2週間以内に利用可能になるという。