写真1●クラウド版のサイボウズ Officeの展示ブース
写真1●クラウド版のサイボウズ Officeの展示ブース
[画像のクリックで拡大表示]

 サイボウズは10月12日、東京ビッグサイトで開催中のITpro EXPO 2011で、3種類のクラウドサービスを披露している。PaaS(Platform as a Service)の「kintone」と、大規模グループウエアの「Garoon」は、今回が初めての一般公開となる。

 kintoneは、ミドルウエアやアプリケーション開発環境を含むPaaS。11月のサービス開始を目指しており、簡単な操作で部品を組み合わせながらアプリケーションを開発できるという。一方のGaroonは、今冬のサービス開始を予定。今回は参考出品として展示している。

 同社のブースで特に賑わいを見せているのが、グループウエア「サイボウズ Office」のクラウドサービスだ(写真1)。今月発表されたサイボウズ Office 9をクラウド向けにカスタマイズしたもので、性能や信頼性を高めたのが特徴である。機能面では、共有タスク機能を追加し、プロジェクトマネジメントの用途に対応した。

 会場では実際に、これらのクラウドサービスを体験できる。kintoneについては、3分間でアンケート集計用のアプリケーションを開発するデモも実施。実際に自分で操作して開発することも可能である。