総務省は2011年10月11日、スマートフォンやクラウドサービスを利用する際のセキュリティ上の課題や、最近の技術進歩に伴う情報セキュリティー上の課題抽出と対策などの検討を行う「スマートフォン・クラウドセキュリティ研究会」を開催すると発表した。

 情報漏えいなどを引き起こすおそれのあるスマートフォン向けマルウエアの存在が確認されるなど、スマートフォンには従来の携帯電話とは異なる新たな脅威が指摘されており、適切な情報セキュリティ対策を講ずることが求められているという。

 さらに、今後スマートフォンを通じたクラウドサービス利用の普及など、利用主体や形態、取り扱う情報の多様化が予想されることから、クラウドサービスの持つ情報セキュリティ上の新たな課題の抽出を行うことも目的としている。

 研究会は2011年10月19日に第1回会合を開催し、2012年6月をめどに一定の取りまとめを行う予定である。

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