IMAGICAは2011年10月7日、WOWOWの特別番組「福山雅治 36時間テレビスペシャル ライブサーキット『fighting pose』」のライブ中継(10月1日と2日に放送)で、自社独自のAR(拡張現実)とVR(仮想現実)、モーションキャプチャーの技術を融合したライブグラフィックスサービスを、テレビの生放送に向けて初めて提供したと発表した。

 今回のライブ中継では、福山雅治さんの手やギターにARマーカーを装着し、激しい動きに光や炎などのエフェクトCGを追従させてリズミカルに合成した。さらに、ハンディーカメラやクレーンカメラの位置情報を正確に認識することで、カメラワークの自由度を高めてCGと実写の合成をより自然にするなど、「IMAGICA独自の高精度3D空間認識技術と画像演算処理技術を駆使した」という。今後もARやVRなどの新旧技術を融合させて、「ライブグラフィックスサービスの進化を目指す」という。

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