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米RedHatが分散ストレージを開発する米Gluster社を買収

2011/10/05
加藤 慶信=日経Linux

 レッドハットは2011年10月5日、米国本社が4日に分散ファイルシステムの技術を持つ米Gluster社を買収したと発表した。買収金額は1億3600万ドル。10月中の完了を予定している。

 Gluster社は2005年に設立されたベンチャー企業で、ファイルシステムの「Gluster File System」(GlusterFS)を開発している。GlusterFSは、汎用的なサーバーをストレージ装置として利用することを可能にする。GlusterFSをインストールした複数のサーバーは、ネットワーク経由で連携して全体で1つの巨大なストレージとして扱えるようになる。ストレージの容量が不足してきたときは、GlusterFSをインストール済みのサーバーを新たに追加するだけでよい。自動的に既存のストレージに認識され、組み込まれる仕組みになっている。

 複数のサーバーが連携して1つのストレージを構成するが、一元管理のためのポイントを持っていない。このため障害が発生しても影響の及ぶ範囲を最小限に抑えられる。さらに、1つのデータを複数のサーバーで共有するレプリケーション機能を実装。機器障害によるデータの損失を防げるようにしてある。

 レッドハットは現在、クラウド向けソリューションの強化に取り組んでいる。2010年11月にはPaaS(Platform as a Service)ベンダーの米Makara社を買収。Makara社のPaaSをベースにした「OpenShift」を2011年5月に提供し始めた。Gluster社の買収では、クラウドに最適化したストレージソリューションを強化する狙いがある。

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